10月から3ヶ月間の手描き友禅研修へ行っています。
私が普段仕事でデザインしているのは、基本的には京友禅でも型染めの図案です。
手描き友禅は、その名の通り全て手で描いて染めていきます。
前職でも社内で見ることはあっても、あまり製作に携わる機会がなかく同じ着物を作る行程でも知らないことが沢山です。
でも手間がかかるだけに色や線が美しく、やっぱりいいものはいいなぁと思わせてくれます。
さて、手描きの研修ですが予め用意して下さった図案を基に、
下絵、糸目置き、糊ふせ、引き染め、蒸し水洗…(今ここまでです)とひとつひとつ行程を自分で行います。
今の感想は、やっぱり難しい!でも面白い!楽しい!です。
もっともっと鍛錬が必要だと思いますが、いつか自分の柄を染められたらいいなと思っています。
写真は引き染めの様子です。工場さんにお邪魔して、染めさせて頂きました。
昔ながらの道具達は並んでいるだけでも絵になりますね。
色を染める刷毛、ぼかしをなじませる刷毛、数本の刷毛を使い分けます。
すぐに本番でかなり緊張しましたがなんとかできました。
まだまだ、色挿し、金加工などなど行程が残っていますが頑張ります!
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